東京都議会議員選挙の結果を受けて・2017

 東京都議会議員選挙、終了しました。

 (自分の希望とは裏腹に)予想通りといえば予想通りなのですが、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」が、都議会第一党となりました。

 私も投票後にNHKによる出口調査に応じましたが、NHKをはじめとするマスコミ各社の報道によると、自民党は国政での相次ぐ問題により支持を失い、都議会において過去最低だった議席数をも下回るとのことです。

 護憲野党、特に日本共産党は、この機会に大幅躍進できればよかったのにと思うのですが、そのようにはならなかったようです。私の住む千代田区でも、都民ファーストの会の新人候補者が当選し、共産党も推薦していた無所属の候補者は残念ながら敗退してしまいました。

 千代田区といえば、投票日前日に、自民党から出馬した新人候補者の応援のために安倍晋三首相が秋葉原に駆けつけましたが、そこで市民からの猛烈な帰れコールを浴びせられ、完全に裏目に出てしまった模様です。その候補者ご自身は、対立するどの候補者よりも早くから選挙に向けて動いていたのですが、結局安倍首相に背中から刺される形になってしまいました。私としては、その候補者にも勝って欲しくはなかったとは言え、こんな負け方ではご本人もいたたまれないことでしょう。

 都議選の結果を受けて、明日以降、自民党、とりわけ安倍首相サイドがどのように動くのかが気になるところです。

 とはいえ、第一党となったところは、いまだに自民党から離党していない人が率いる会派です。そのため、いくら自民党が惨敗したからとはいえ、全く楽観視できません。

 一つだけ幸いなのは、今回の「都民ファーストの会」の大勝も、その会派が積極的に支持されていたわけではなく、単に自民党への不支持票の受け皿がそこだったに過ぎないと言うことです。まあ、都民はまんまとマスコミのねつ造した「自民vs都民ファースト」という偽りの対立軸に騙されたわけですが、今のところ、まだ「都民ファーストの会」は国政には進出していませんので、次の衆議院選挙までに護憲野党が本気で共闘できれば、自民党もろとも都民ファーストの会も弱体化させることは出来るのではと思います。つまり、護憲野党4党(日本共産党、民進党、社民党、自由党)は今すぐ都議選の総括をして、明日から再び野党共闘をやり直さなければならない、ということです!

 また、組織としての「都民ファーストの会」も、まだ安定しているとは言えません。新しい会派だから実績がないのは当然としても、スキャンダルを抱えている議員も少なくない、などという話もあるようです。裏は取っていないのでどこまで本当か自分には知るよしもないのですが、今後、都民と真っ正面から向き合ったクリーンな都政をおこなえるか否か、東京都民は彼らを注視してゆかなければなりません。

 国政でも言われていることですが、議員任せの「おまかせ民主主義」の時代はとっくの昔に終演しています。都民は、都政があらぬ方向に行かないように、都民自らを守るための「不断の努力」を続けなければなりません。

 今後の都政、様々な意味で、要注目です。

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