会話で使ってはならない一言

ネットでも現実世界でも、他人と会話している時に、時々「こいつは間違いなく自分に対して悪意があるな」と感じることがあります。

私も、何度もその手の不快な言い回しで嫌な思いをしたことがあります。

下記のような言い回しは、実際に自分が言われたり、他者が言われているのを見たり聞いたりして、不快感を覚えたものです。賢明な読者諸氏はこのような言い回しはしないと思われますが、うっかり口に出ないよう、気をつけてくださいませ。

  1. 「あなたのためを思って言っている」
    • 必ずと言っていいほど、悪意とセットで使われる言葉の代表格。相手を罵倒した後、さらに相手に対して恩を着せたいという心理の現れか。当人が本当に相手のことを思うならば、永久に相手に関わらないことが最善。少なくとも言われた相手はそう思う。もし、議論しているときに一瞬でもこのフレーズが頭に浮かんだら、グッとこらえて冷静になるまで発言を控えること。
    • 実際に、私も、大昔勤務していたブラック企業で、人格に致命的な問題のある上司に言われた言葉。彼の言うことが私のためになったことは唯の一度たりともない。このように、「あなたのためを思って」という言葉は、相手から反論されにくい立ち位置から放たれることが多い。要はパワハラ用語である。
  2. 「あなたは論理的ではない」
    • これも、悪意とセットで用いられる典型例。こんな言葉を使う人間が実際に言われている人間よりも論理的かどうかを考えれば、自ずとこの言葉もパワハラ用語だとわかるだろう。どうもこの言葉は、自分を知識階級だと思い込みたい人が多用する傾向にあるようだ。相手と話をしているときに一瞬でもこのフレーズが脳裏をよぎったら、非論理的なのはむしろ自分だということを肝に銘じること。
    • 私はこれまで何十回もこの言葉を言われたことがあるけど、悪意抜きで言われたことはたったの2回しかない。高校時代の国語教師と、サラリーマン時代最後の勤務先にいたときに仲の良かった上司の2名のみ。国語教師はあくまで教師として言葉遣いを指摘してきたに過ぎず、仲の良かった上司もあくまで言い回しの指摘をしてきただけ。しかしこの二例は特殊例で、残りはすべて、悪意ある罵倒の最後あたりにつける常套句として便利に用いられていたに過ぎない。
  3. なんの脈絡もない学歴や職歴の自慢
    • これは前二者とと異なり、必ずしも悪意があるとは限らない。しかしそれだけに、なおさら気をつけなければならない。たまに、本当になんの脈絡もなく、会話内にさりげなく学歴自慢や職歴自慢を忍ばせる人がいるけど、そんなことされた日には当人の話す内容などどうでもよくなり、会話をさっさと打ち切りたくなる。大した能力もないのに相手よりも優位に立ちたいという心理の現れなのだろう。
    • 幸い、私は自称高学歴で尚且つ学歴や職歴の自慢をすぐにしたがる人にはあまりお目にかかっていない。しかし、たまにそういう輩に出くわすと、決まって当人に対しては人間的な魅力を何にも感じない、はっきり言ってつまらない人間だという感想しか抱けない。自慢するものが他にないから学歴や職歴にすがっているとしか思えない。高学歴で尚且つ人として魅力のある人間は、必然性がなければ己の出自などベラベラ喋らないし、またその必要性もないのだ。
  4. やたらと重箱の隅をつつく発言(例えばどうでもいいレベルの誤字の指摘を延々行う行為など)
    • 時々、悪意ある相手に対して、ほかの人がまるで気にしていないような、枝葉末節の不手際を、まるで鬼の首を取ったかのごとくネチネチとする輩がいる。典型例では誤字の指摘や言い回しの指摘。これも、別に相手の問題点などどうでもよく、単に相手の存在そのものが不快と感じる輩が、悪意とセットで用いる常套手段。
    • 実際に私も7年ほど前に、特定の集団に属している連中から、延々とその手の「指摘」をされたことがある。善悪の愚劣もろくにできず、ただ単に集団のボスのイエスマンに徹しているからこそ、そのようなくだらないことで鬼の首を取ったかのような気分になれるのだろうか。その手の輩は、例えば誤字を完璧に直したら今度は言い回しを指摘するように、とにかく相手に対して難癖をつけなければ気が済まない。相手がそんな態度を取り出したら、人間関係の修復は不可能なので、さっさと縁を切ること。下手に関わるとどんどん深みにはまる。
  5. なんの脈絡も理由もなく、物事を押し付ける言動
    • これは以前、「When You Recommend Something To Me, You Must Tell Me Why!」という記事で述べていることそのまま。会話の雰囲気が険悪になっているときに、相手側からなんの脈絡もなく、かつ理由もなく、「あなたには●●の本を読むことをお勧めします」などと言われても、誰がお前の勧めるものなど読むものかとしか思えない。本に限らず、イベントへの参加呼びかけとか、ネット上のサービスの利用とか、様々な場面で同様のことは言える。
    • 実際に何度か私も言われたことがあるけど、やはり悪意とセット。相手を見下す材料がとにかく欲しい人が多用する言い回し。どうも、この言い回しは、思想的に針が右または左に振り切れそうになっている人がよく使う傾向にあるようだ。

まだ探せば出てくるとは思いますけど、少なくとも上記5点については、私も実際に言われたことがあるものであり、ごく一部の特例を除いてはほぼ全ケースにおいてその後相手との人間関係は崩壊しています。

もし、なんらかの会議の最中に、一瞬でもこれらの言い回しが頭をよぎったとしても、絶対に表に出してしまってはなりません。必要以上に相手に悪い印象を与えてしまい、人間関係の崩壊にもつながりますからね…。

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