【都知事選2016】鳥越氏の街宣とそこから見る課題(その2)

鳥越俊太郎氏の街頭演説(新宿三丁目)

鳥越俊太郎氏の街頭演説(新宿三丁目)

 東京都知事選挙まであと1週間を切りました。

 新聞社の報道では、小池百合子氏がリードしているとのことであり、鳥越俊太郎陣営としては最後の追い上げに全力を注がなければなりません。

 昨日、私は日中に池袋で所用を済ませた後、新宿に移動し、そこで鳥越氏の街頭演説を聴くことにしました。

 ご多忙な中、あちこち回って現場から吸い上げた意見をたちまち消化してご自身の言葉として政策に表現する。簡単なように見えますがなかなかできることではありません。これがジャーナリストという生き物なのかと、私のような凡人はただただ驚くばかりでした。

 選挙運動開始当時は政策らしい政策もなく、正直いくら野党統一候補とはいえ不安のほうが大きかったことは否めませんが、先述のように鳥越氏ご自身が現場を回ったり、周囲のバックアップもあったりして、最近では当初の懸念事項はだいぶ薄れてきました。

 写真週刊誌が悪意ある記事と中吊り広告を出して選挙妨害してきたなどということもありますが、その様なものを相手にしている場合ではありません。

 昨日の新宿三丁目での街頭演説を聴き、先週の渋谷での街頭演説のときに抱いた懸念事項がその後どうなったのか、個人的な感想ですが書き綴ってみたいと思います。

若年層の支持拡大は?

 先週の渋谷街宣の後、私はこんなことを書きました。

 若年層が求める政策(労働問題だったり保育所問題だったり奨学金問題だったり)についてさらに深く掘り下げて、もう一度若者の集う街に打って出て欲しい。できれば、ご年配の方が集まると若者側に入りづらいという意識を植え付けかねませんので、あえて若者にターゲットを絞る形で。

 さすがに、私が個人的に希望していた、秋葉原での街宣や、若者にターゲットを絞った街宣については、実現していません。

 しかし、労働問題や保育所問題、奨学金問題などについては、鳥越氏も前向きに取り組む姿勢を見せています。特に、保育問題については介護問題とも絡めて、それらに対して前向きに取り組む職場に対してはインセンティヴを与える仕組みを作りたいと明言されました。企業、労働者の双方にとってプラスになるような政策は、どんどん推し進めて行くべきでしょう。何せ、東京には、一つの国家にも匹敵する予算があり、しかもそれは黒字だというのですから。

 なお、今回の新宿街宣、聴衆にもボランティアにも、若い人が増えていたという印象です。あらゆる世代に、現状への危機感と、都民の側に立って政治を進めようとする鳥越氏への期待が共有されつつあります。

政策アピールの見直しは?

 先週の渋谷街宣の少し後に、鳥越氏の公式サイトが更新され、政策ページがパワーアップしていました。

 以前よりも洗練され、読みやすくなっています。

 また、先述の通り、鳥越氏ご本人も、現場周りなどで聴いた声を日々政策に練り上げています。ご本人も公式サイトも、日々進化しています。選挙運動序盤戦で鳥越氏に対してがっかりした人にこそ、今の鳥越氏を見て欲しいと思いますね。

ネット工作員対策は?

 鳥越氏に限ったことではありませんが、おそらく各候補者とも、選挙活動中、様々な意見や批判を受けてきていると思われます。中には、意見とはとても呼べないような、悪意に満ちた中傷を受けることも少なくないでしょう。

 とはいえ、ネット上で工作員がほざいているだけであれば、まだ影響範囲は限定的です。

 鳥越氏は、写真週刊誌で悪意ある記事を書かれてしまい、電車の中吊り広告にもその週刊誌の見出しが出てしまいました。

関連記事 @ 東京都知事候補 | 鳥越俊太郎公式サイト
週刊文春への抗議について
弁護団からのコメント

 本件で鳥越氏の弁護団はすでに告訴状の提出もしています。

 元々鳥越氏を支持している人々にとっては、週刊誌の記事程度で信念が揺らぐことはないと思いますが、問題はそうでない方です。

 週刊誌を手に取ったり広告の見出しを見たりして、鳥越氏に対してダーティなイメージを抱いてしまう人は、残念ながら確実に存在します。かつて、現在は生活の党の代表である小沢一郎氏が、「政治と金の問題」とやらで事実無根の汚名を着せられてしまったことがありますが、今回の鳥越氏に対する悪意ある記事もそれと同じものを感じます。

 お恥ずかしながら、私も小沢氏の事件の時には、「小沢一郎は悪い奴だ」と思わされてしまった一人です。とはいえ、報道での一方的な小沢バッシングに激しい違和感を覚えたのもまた事実です。

 今回の写真週刊誌の件は、時期的なこともあり、はじめから違和感しか覚えませんでした。また、少なくとも自分の目に入る範囲内では、ネット上でも本件を真に受けた人はほとんどいませんでした。

 しかし、本件が鳥越氏の支持率に悪影響を及ぼしたという話もあります。これはれっきとした選挙妨害であり、告訴の今後の成り行きにも注目して行きたいところです。

今回の選挙戦、敗北は許されないものと心得よ

 新聞社の報道(これもどこからどこまでが事実なのかわからないけど)によると、今回の都知事選、小池百合子氏が優勢とのことであり、新聞によっては鳥越氏は増田寛也氏にも抜かれているなどという話すら出ている始末です。

 ネットや現実世界での自分の周囲の様子からするとにわかには信じがたいのですが、いずれにしても、鳥越陣営にとっては最後の最後まで気の抜けない選挙戦となってしまいました。

 ただ、体制側は、最後の切り札として「不正選挙」を用意しています。不正選挙の監視が必要であることはもちろん言うまでもないのですが、私たち有権者も、自分たちでもできる不正選挙対策をとらなければなりません。

 先日の参議院議員選挙の時にも同じようなことを申し上げておりますが、次の2点を心がけましょう。

  • 投票日当日仕事党でどうしても都合がつかない場合を除き、期日前投票を避け、投票日当日に投票しましょう。
  • 投票所で候補者名を記入するときに、投票所備え付けの鉛筆は用いず、油性のフェルトペンを持参してそれを用いて記入することにしましょう。

 中には「不正選挙なんてないよ」と言い切る人もいますが、こういうのはある前提で対策をとらなければ話にならないと思います。

 都内在住の有権者の中で、先日の参院選の時に油性ペンを購入していなかったという方は、今から購入し、不正選挙に備えましょう。

 なんとしてでも、鳥越俊太郎氏には当選して欲しい。そして、東京都を都民のためのものに変えていって欲しいと思います!

公式サイト
政策東京都知事候補 | 鳥越俊太郎公式サイト
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