【都知事選2016】鳥越氏の街宣とそこから見る課題

鳥越俊太郎候補・渋谷大街宣

 昨日私は、東京都知事候補・鳥越俊太郎氏の街宣と個人演説会に足を運びました。

 鳥越氏は「住んでよし」「働いてよし」「環境によし」という3つの柱を掲げて、諸政策について訴えられています。

参考文書
政策東京都知事候補 | 鳥越俊太郎公式サイト

 私が最初に鳥越氏の演説を聴いた2日前の北千住の時と比べると、確実に話の内容に厚みが出てきて、説得力が増しているのを感じました。

 が、今回の街宣や個人演説会を見た上での率直な感想について述べなければなりません。

若年層の支持拡大を緊急におこなうべし

 まず個人的に何よりも言いたいのがこれです。

 昨日の渋谷大街宣にしても個人演説会にしても、聴衆の大半は私(40代前半)よりも確実に年配の世代でした。夕方の街宣はハチ公前という若者が集まる場所でおこなったにもかかわらず、この有様でした。

 せっかく若者向けの施策(保育所問題や労働問題への対応)を掲げていても、それが若者の耳に届いていないのでは全く意味がありません。

 対立候補の中には、意識的に若者に対して支持を訴える人もいます。鳥越陣営も、今から若年層への支持を拡大しておかないと、この選挙戦、落としかねません。

 街宣の後にTwitterで若いリベラル派の方と話していたのですが、鳥越さんには是非とももう一度、若者の集まる街で街宣をしていただきたいと思います。それも、対立候補も街宣をおこなった秋葉原で。

 はっきり言って、昨日の渋谷大街宣は、若者へのアピールを少しでも意識していたというのであれば、大失敗もいいところです。

 若年層が求める政策(労働問題だったり保育所問題だったり奨学金問題だったり)についてさらに深く掘り下げて、もう一度若者の集う街に打って出て欲しい。できれば、ご年配の方が集まると若者側に入りづらいという意識を植え付けかねませんので、あえて若者にターゲットを絞る形で。

 これは、鳥越陣営には最優先課題として取り組んで欲しいです。否、取り組まなければなりません。

政策アピールの見直し

 昨日も申し上げましたが、他の陣営に対して鳥越氏に圧倒的に足りないのは、発信力、発言力だと思われます。

 先述の通り、残念ながら昨日の渋谷大街宣では、渋谷という場所柄にもかかわらず、若者に対するアピールはほとんどできていませんでした。

 さらに、そのあとの個人演説会の場で、都内各地に勝手連ができていることについて紹介されましたが、勝手連が鳥越氏支持を都民に訴えて行くための材料も、十分ではないのではないかと思われます。

 そこで、これも昨日申し上げたように、鳥越氏や鳥越陣営には発信力を強化して欲しいと思います。鳥越氏の公式サイトの政策にしても、あまり見やすいとは言えませんので、こちらの改善も必要です。まず最初に乱しレベルの表現を箇条書きにして、その後各項目の詳細を書くという形にすれば、それだけでも見やすさはずいぶんと違ってくるのではないでしょうか?

ネット工作員対策を

 インターネットを使った選挙戦になると、印刷物によるビラよりも遙かに安上がりに情報を発信できます。ところが、これは悪意を持つ者にとっても同じことを言えます。

 実は昨日の個人演説会の前にも、司会者によって、ネットで流布されている鳥越氏の討論番組ドタキャン騒動がデマであることが明らかにされました。

 とは言っても、一度流れたデマはなかなか消えません。

 このブログでも、先日、リベラル派分断工作員の話を取り上げましたが、その工作員の発言はさらに悪質化している模様です。

 野党統一の流れを壊さないためにあえて身を引いた宇都宮健児氏の名前を使って分断工作をはかるなど、言語道断です。

 たまりかねた私は、無礼を承知で宇都宮健児氏にとあるご対応をお願いすることにしました。

 もし宇都宮氏にこのお願いを聞き入れていただけるのであれば、偽パン工作員の存在意義は完全に崩壊します。

 しかしながら、鳥越陣営としても、限界はあるにせよ、ある程度のデマ対策はしておいた方がよいかと思われます。とはいえ、それで本来の選挙運動がおろそかになるのも本末転倒ですので、むしろデマ対策は支持者の役割かもしれませんが。

今回の選挙戦、敗北は許されないものと心得よ

 最後に、ずいぶんと偉そうな物言いになってしまいましたが、昨日夜の個人演説会において、鳥越氏本人や一部支援者が「この戦い、勝てる!」と発言していたことが、妙に引っかかっております。

 他陣営の動きや、渋谷大街宣や個人演説会で聴衆の年代に著しい偏りがあったことなどを考えると、どこをどう考えても楽勝ムードになる要素は見当たりません。

 今回の選挙戦、敗北は絶対に許されません。これは選挙戦で何度も言われていることですが、この選挙は鳥越氏だけの選挙ではなく、都民みんなの選挙でもあります。しかも、日本の首都の首長を決める選挙であるため、この勝敗は少なからず国政にも影響を及ぼします。ここで敗北したらそれこそ、参院選で大勝してしまった与党勢力に対する歯止めがきかなくなってしまい、都民のみならず日本国民全体にも悪影響が出ることは必至です。故に、楽勝モードや頽廃モードに浸っていられるような余裕などないのです。

 むしろ、若者世代からの十分な支持を得られていないことを素直に受け止めて反省し、今後の選挙戦に生かしていって欲しいと思いますね。

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