【政治】 #国民舐めたらいかんぜよ!

19日未明に、与党等の賛成多数により、参議院本会議で、「安保法制」あるいは「戦争法案」と呼ばれていた「平和安全法制」が強行採決され、可決・成立してしまいました。

「平和安全法制」とは、一つの法律ではなく、安倍晋三政権が国会に提出した「国際平和支援法」と10本の戦争関連法を改悪する法案の総称でした。

関連文書
「平和安全法制」の概要 (PDF) @ 内閣官房

与党としては、なんとしてでもシルバーウイークに突入する前に成立させたかったようです。連休以降に持ち越すと、また反対運動が盛り上がってしまうのでは、という懸念があったとかなかったとか。

さて、「平和安全法制」成立後のシルバーウィークも終わり、またいつも通りの平日が戻ってきましたが、「戦争法反対」を叫んできた国民は、強行採決された「戦争法案」を忘れるどころか、むしろより深く心に刻み、かえって「戦争法廃止」への決意を新たにするに至ってしまいました。

シルバーウィーク中も、日本各地で「戦争法反対」のデモや集会がおこなわれました。

私も、連休中惰眠をむさぼっていたとはいえ、23日(水・祝)の「9・23さようなら原発 さようなら戦争 全国集会」(東京・代々木公園)と、24日(木)の「9・24戦争法案反対国会前集会」には足を運びました。


9・23さようなら原発 さようなら戦争 全国集会

9・23さようなら原発 さようなら戦争 全国集会

23日の集会は、単に脱原発や反戦争法だけではなく、米軍基地問題が継続している沖縄・辺野古の現状報告や、国会前で逮捕され、現在も拘留中の市民を救援するための呼びかけなどもなされました。また、海外からも、韓国のカトリック神父やフランスの映画監督がはるばる来日され、スピーチされていました。

集会のあと、原宿方面と渋谷方面に分かれ、デモ行進がおこなわれました。私は渋谷方面の列に加わりましたが、労働組合丸出しのシュプレヒコールについて行くのはなかなか大変でした(大汗)。とはいえ、海外でデモが恐れられているのは、労働者によるゼネストとセットでおこなわれるからであり、それに比べて日本のデモは為政者にとっては大して恐ろしいものではないということは、意識する必要がありますね。

なお、この集会、主催者発表で25,000人が参加したとのことです。

9・24戦争法案反対国会前集会

9・24戦争法案反対国会前集会

そして24日の国会前。私は仕事上がりのあと駆けつけたので、途中参加となってしまいましたが、学者や学生のほか、普段は裏方に徹している救護班の医師の方のスピーチもありました。

戦争法施行後、自衛隊の「初仕事」とされる、南スーダンへの派遣の件では、次の2点について指摘されています。

  • 安保法制の根拠として「中国脅威論」を挙げられていたにもかかわらず、その中国の軍隊を護るために派遣されるということ
  • 南スーダンには少年兵が数多くいて、彼らとの戦闘もありうるということ

根拠が根底から崩壊している上に、現地での戦闘も起こりうるとのことです。

しかも、自衛隊はいわゆる軍隊という扱いではないため、もし万が一現地で戦闘が起きてそこで人を殺してしまったときは、日本では殺人罪が適用されてしまう、という問題についても、棚上げのままです。

こんな、違憲である上に欠陥だらけだと指摘される法律は、施行されてしまう前に廃止させなければなりません。

なお、この集会、私が到着する前には、戦争法に反対の立場を取る野党の代表や幹部の方が挨拶されたとのことですが、そこでも、引き続き野党共闘をおこなってゆくという話であるようです。

とはいえ、先日共産党から提唱された「国民連合政府」構想については、どうもまだ野党間で認識に温度差があるようで、先がまだまだ見えない状況です。政党によって思想信条の違いは当然ありますが、日本国民の一人としては、ここでは小異は横に置き、安倍政権打倒と安倍政治否定で一致団結して欲しいと思います。

なお、24日の国会前、雨の中ではありましたが、それにもかかわらず5,000人集まったそうです。

デモや集会は無意味か?

これは何度も問われていることと思われますが、強行採決後も引き続き戦争法反対の声を上げ続ける人にとって、その答えは明確に「ノー」です。

24日の集会でも、次の3点で、デモや集会には意義があると述べられています。

  1. 政権与党の本質(憲法を無視し、強権的であること)を暴き出したということ
  2. 野党を変え、結束に向かわせたこと
  3. 国民に主権者としての自覚が芽生えたということ

安保法は結局強行採決されてしまいましたが、その後、あきらめや悲壮感を訴える声は聞こえてきません。むしろ、国民の怒りにかえって火をつけることになってしまいました。

ただ、これが単なる空元気で終わらないよう、引き続き、国民と野党が連帯しつつ、反対運動を盛り上げ、野党の連帯強化、国民の選挙における投票率向上運動や(賛成議員に対する)落選運動などにもうまくつなげてゆく必要があります。

24日の集会でスピーチされた方の中に、先日お仕事で高知まで出向き、そちらの反対集会に合流されたという方がいらっしゃいます(お名前失念しました。申し訳ありません)。その方は高知弁での力強いコールを耳にしたとおっしゃいます。

#国民舐めたらいかんぜよ!」

既にTwitterのハッシュタグにもなっている「#アベ政治を許さない」「#賛成議員は落選させよう」「#野党がんばれ」とともに、今後の国民運動の合い言葉の一つとして参りましょう!

重要なことなのでもう一度。

#国民舐めたらいかんぜよ!」

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