【政治】本日、安保法案強行採決らしいが…

 本日・2015年7月15日は、安倍内閣がまた一つ、日本の歴史に汚点を残す日となりそうです。

 国民や憲法学者、野党の大多数が猛反対しているとされる、いわゆる安保法案が、与党により強行採決に持ち込まれる見込みです。

 「安保法案」は「戦争法案」とも言われていますが、これは一つの法案ではなく、安倍晋三政権が国会に提出した「国際平和支援法」と10本の戦争関連法を改悪する「平和安全法制整備法案」のことを指します。

関連文書
「平和安全法制」の概要 (PDF) @ 内閣官房

 字面だけ見ると、国際社会の平和に貢献できるなんてなんと素晴らしきことかと思えてくるかもしれません。

 しかし、実態は、自衛隊の活動範囲を広げ、これまで憲法第9条により禁じられてきた(とされる)武力行使を合法化してしまうという、とんでもない代物です。

 憲法学者の9割以上が、この法案を違憲と言っています。それも、与党の参考人として国会に召喚された学者さえも「違憲」を表明する有様です。

 また、この法案の成立を阻止すべく、これまでなかなか実現しなかった野党共闘が実現することとなりました。さらに、自民党のごく一部の議員も、この法案に反対を表明しています。

 この法案が成立してしまったら、自衛隊は名実ともに「軍隊」となってしまうことでしょう。そして、日本を70年間戦争しない国たらしめた憲法第9条を骨抜きにしてしまい、他国との戦争が可能になってしまいます。

 もちろん、戦地に行くのは自衛隊員です。そして、その先には「経済的徴兵制」が待っていると言われています。

 若者世代にとってはたまった物ではありません。最近その名前をよく聞くようになった「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)などは、まさに安保法案を中心とした民主主義や立憲主義の破壊から日本を守るべく活動する団体であり、しかもその担い手はまさに、安保法案で真っ先に戦地に送られるであろう若い世代です。

 昨日も、全国各地で安保法案への抗議行動がありました。国会前でも、抗議行動や日比谷野外音楽堂からのデモ行進などがありました。そして、強行採決がおこなわれるとされる本日も、朝から抗議行動がおこなわれるとのことです。

 今回、民主党と共産党は採決を欠席するとのことですが、残る野党も、どうにかして採決阻止に全力を注いで欲しいと思います。そして、もし強行採決がされてしまったとしても、即次の手を打って欲しいと思います。そして、野党が協力して政権交代を実現して、これまで安倍政権がおこなってきた数多くの政策をひっくり返してほしいものです。

 今後も日本が国際社会で認められ続けるためには、自由と平和と民主主義を尊ぶことは、もはや前提条件でしょう。その上で、本日強行採決されるとされている安保法案等の、自由や平和、民主主義に反する法案は、すべからく廃案・撤回してゆかなければなりません。

 もちろん野党にも頑張って欲しいですし、私たち国民一人一人も、「主権在民」を胸に、この国と自分のあり方について考えてゆかなければなりません。

関連ページ
安全保障関連法案に反対する学者の会

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