久々に国会前のデモに足を運んだが…

 昨日の夜、仕事を終えた後、当初まっすぐ帰宅する予定を変更し、国会議事堂前のデモに合流することにしました。

 とはいっても、別に知り合いがデモに参加しているわけでもないし 1)過去にデモでご一緒させていただいた方の中に何名か会いたい方はいらっしゃるのだが… 、誰かに強制されたわけでもありません。

 デモの時などに何度か利用している東京メトロの国会議事堂駅。過去に私が足を運んだときよりもあからさまに警備が緩くなっていました。

 本当にデモやっているのかと思い地上に出たら、当初の目当てとは異なり、「首都圏反原発連合」(反原連)のデモのほうに合流してしまいました。

 なお、この日は国会正門前で「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)による抗議行動もおこなわれていまして、私も当初ははじめからそちらの方に合流するつもりでした。しかし、国会前に行くことそのものを急遽決め、ろくに下調べもしないまま来たところ、このような成り行きとなりました。

反原連の抗議行動

 こちらのほうは私が到着した少し後の20時には解散となりました。

 今の日本、政治がらみでクリティカルな問題があまりに多すぎます。もちろん原発問題もその一つ。今週、川内原発に燃料が搬入されたばかりということもあり、脱原発・反原発論者からは当然のことながら抗議の声が上がっていたのですが…。

反原連抗議行動(その1) 反原連抗議行動(その2)

 駅の出口付近は、過去の同様のデモと比べても、どう考えても人はまばらで、窮屈さをほとんど感じませんでした。

 解散前の主催者発表では、今回の反原連の抗議行動に集まった人は、2,500名ほどだったとのこと。先述の通り、この日は「SEALDs」も抗議行動をおこなっていて、人がそちらに流れたということもありますが、それにしても、過去の同様のデモと比べても、お寒い状況としか言い様がありません。

 もっとも、ある意味これはなるべくしてなった現象と言えなくもありません。

 何年も前から、反原連に対してはあまり良くない話を聞いています。

 まず。この手の抗議行動につきものなのが、「体制側が仕組んだガス抜き」という話。

 さらに反原連に関していえば、過去にとあるデモで参加者に対し「ワン・イシュー」、つまり原発問題以外には触れるなという趣旨のことを要求していたことがあります。今の日本の政治問題はすべて根っこがつながっているということを考えると、とうてい受け入れられない考え方でした。

 これでは求心力が下がるのもむしろ当然です。自分も、目の前で抗議行動をしていなかったら、完全にスルーして「SEALDs」側に行くつもりでした。

SEALDsの抗議行動

 反原連の抗議行動が終わった後、残念な気分になりながら、「SEALDs」の抗議行動の場所に向かおうとしました。

 とはいえ、先述の通り下調べを一切していなかったため、だいぶ大回りして合流しました。

 やっと合流したときにはすでに歩道に上がることすらままならず、車道を1車線ふさいでしまっていました。

SEALDs抗議行動(その1) SEALDs抗議行動(その2) SEALDs抗議行動(その3)

 「SEALDs」は、「自由と民主主義のための学生緊急行動」という正式名称にもあるように、学生が主体の団体です。そのため、やはり大学生のあたりの年齢の人の参加が多かったようには見受けられますが、私のような中年や、仕事帰りのサラリーマンやOLとおぼしき人々、さらにはお子様連れまでもが合流し、声を上げていました。

 あと、別の方の話によれば、中高生の姿も見られたとか。今回SEALDsが主に抗議している安保法案(戦争法案)、中高生にとっては私たち以上に切実な問題です。実際に日本が憲法9条の精神を放棄して、戦争屋を儲けさせるための戦争をおこなうことになったら、真っ先に犠牲になるのは彼らなのですから…。

 SEALDsの抗議行動は22時まで続きました。その間、学生だけでなく様々な方がスピーチをしていたようです。野党の国会議員や、大学の教職員もいたように記憶しています。

 そして別のところでは、野党5党(生活、民主、維新、共産、社民)の投手が集まって、安保法案強行採決阻止に向けて結束を誓ったのだそうです。何かとお騒がせな維新が入っていたり、その割に次世代がいなかったりと、気がかりなこともありますが、これまで国会で雇うが共闘するなんてことはまず無かっただけあり、これは大きな一歩だと思いますね。

 なんとしても、現在の安倍政権の暴走をストップさせて欲しい。そして願わくは、このまま政権交代への動きを加速させて欲しいです。2009年のあの奇跡をもう一度、そして恒久に…。

 なお、SEALDsの抗議行動の動員数、主催者発表によると、最終的に2万人近くに上ったのだとか。反原連の抗議行動の約8倍、そして、同じタイミングでおこなわれていた、安倍晋三首相によるネット放送の視聴者の10倍なのだそうです。

 これだけ考えるとものすごく大人数を動員できたように思えますが、個人的には「たったの2万か」と、残念な気分になってしまいました。

 まあ、私は毎週デモに参加しているわけではないので、偉そうなことは言えませんけど、過去にもそれ以上の人数を動員できたデモや抗議行動はあったように記憶しているだけに、国の形がまるっきり変わろうとしている緊急事態に2万人というのは少なすぎないのかと思った次第です。

 安保法案、来週にも強行採決されるのではという話です。なんとかそれを阻止すべく、野党議員や、与党議員でも良心の残っている方は国会の場で、そして私たち一般国民は、それぞれの場所で、尽力してゆかねばなりません。

 最後になりましたが、抗議行動を主催された「首都圏反原発連合」および「SEALDs」の皆様、参加された皆様、Twitterで私を含む参加者の発言を拡散していただいた皆様、警備に当たられた警視庁の皆様に、厚く御礼申し上げます。

公式サイト
首都圏反原発連合
SEALDs
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1.過去にデモでご一緒させていただいた方の中に何名か会いたい方はいらっしゃるのだが…
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