【参院選2016】今回の参議院議員選挙を振り返って

【お詫びと訂正】(2016/07/11 20:35)
記事執筆時点で、比例選挙区・青木愛候補の当落が確定しないままの段階で、「当選とはなりませんでした」と記述いたしましたが、その後、翌日(つまり本日)の朝になってから、比例区最後の1議席として青木候補の当選が確定したとのことです。
関係各位に対し、深くお詫び申し上げるとともに、青木候補の当選をこころより祝します。

 参議院議員選挙が終わりました。

 全体的には、残念ながら改憲勢力の議席2/3阻止は成功しませんでした。

 これにより、改憲勢力により憲法改悪の発議が可能となり、護憲派はより一層不利な戦いを強いられることとなります。

 組織力のある自民党が議席を積み上げたようで、同じく組織票頼みだった公明党の議席減を補って余りあるものとなってしまいました。

 今後間違いなく、憲法改悪に向けた与党の動きは加速するものと思われますが、護憲勢力には、なんとかして憲法改悪を食い止めて欲しいと思いますし、日本国民としても、万が一憲法改悪を当国民投票に持ち込まれたときにも正しい判断を下せるように、より一層憲法のことを知る必要があるでしょう。

 ただそれでも、選挙区レベルでは非改憲勢力の惨敗とまでは言えない状況であります。

 まず、野党共闘が実を結び、沖縄や東北地方の多くの選挙区で、野党統一候補が当選しました。個人的には特に、かつての民主党政権時代にも活躍した森ゆうこ氏が国政に復帰できたことが、非常に喜ばしいです。

 激戦区だった東京でも、野党候補が定数の半分の3議席を確保することができました。最後の6議席目を巡る接戦を制したのは、民進党の小川敏夫氏でした。実はこの小川氏の当選により、私は3年前の秋に東京都民になって以来、初めて公職選挙で自分が投じた票が生きたことになります。大接戦でしたので、もし私が他の候補者を選んでいたら、危なかったかもしれません。

 しかしさんざんだったのが西日本、特に大阪だったようです。大阪は定数4でありながら、そのすべてを改憲勢力にとられてしまいました。共産党のわたなべ結氏は善戦もむなしく、大阪に新風を吹かせることはできませんでした。

 比例区でも、護憲勢力は苦しい戦いを強いられました。残念ながら、私がわざわざ個人名を書いてまでして投票した、生活の党の青木愛氏についても、先週の日曜日に小沢一郎代表の応援がありながらも、当選とはなりませんでした。翌朝比例区最後の1議席として当選したとのことです。

 今回の選挙で、残念ではありますが改憲勢力に2/3をとられてしまったことで、日本の民主主義はさらに後退することとなります。東北地方を中心に野党共闘が実を結びましたが、負けは負けです。とはいえ、野党共闘が実現せず、各野党がばらばらに候補者を擁立していたのであれば、もっと悲惨なこととなっていたのもまた火を見るよりも明らかです。

 東京都では、すぐ後に東京都知事選挙が控えています。こちらも、国政にも少なからず影響を与える選挙であるだけに、我々東京都民は気を抜くことができません。野党共闘の立役者の一人でもある日本共産党の志位委員長も、都知事選でも野党共闘を実現させる意向を示しています。東京都民としては、なんとしてでも、国会の与党勢力に対するブレーキ役となる知事を選びたいところです。

 野党共闘がある程度実を結んだことはよかったことだと思いますし、今回の野党共闘について各党が総括することで、次の戦い方も見えてくるのではないかと思われますが、まずは都知事選がその試金石となります。今回の反省を踏まえ、参院選の時よりもさらに踏み込んだ形での野党共闘を、期待したいです。そして、野党各党間、野党と市民のシームレスな結びつきについても、今後模索してゆくべきでしょう。それも、特定の市民団体だけでなく、それこそ私のような一般ピーポー個人レベルであっても、意見を述べてそれを吸い上げて吟味してゆけるような、半直接民主主義とでもいうべき仕組み作りを、期待したいものです。

 しかしそれよりも何よりも、今回棄権した大多数の有権者諸君、君たちが取り返しのつかないことをしてしまったことを、少しは認識しなさい。明らかに日本国民の大多数にとっては不利益でしかない政策を、これからも君たちは何も考えずにそれこそ奴隷のように黙って受け入れるだけですか? そんな人間は民主主義国家にとっては邪魔なだけです。今の政治に不満があるならば、棄権や白票投票などというのは最悪の選択だということに、いい加減に気づきなさい。

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0 comments on “【参院選2016】今回の参議院議員選挙を振り返って

  1. 記事中で、青木愛氏落選などと書きましたが、なんと、朝になってから、最後の1議席を確保したとの報がありました。

    帰宅後に、訂正させていただきます。

    青木愛さん、当選おめでとうございます。

    これで、私が投じた2票はどちらも生きることとなりました。

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