「幻橙館からのお願い」に関する考察

女中酒場幻橙館

 秋葉原の「女中酒場幻橙館」、私は、諸事情があってしばらく行くことを控えていたのですが、最近になってまた行く機会が増えてきました。

 幻橙館では、7月1日より、お願いと禁止事項を一部変更・追加したとのことです。基本的には当たり前のことが書かれているという認識ですが、読み進めてみたいと思います。

*メイドからのお願い*
・店内は全席禁煙です。
・満席時には、ご相席や時間制限を設けさせて頂く場合がございます。あら
 かじめご了承ください。
・携帯ゲームや音楽再生機をご使用の方は、音漏れのないようご協力をお願
 い致します。

 幻橙館は開店当初から全席禁煙でしたが、この措置は引き続き執られるとのことです。

 この手のコンセプト系のカフェやバーでは、私が知る限りでは、「分煙」が主流で、全席喫煙可能であるところも珍しくないだけに、「全席禁煙」を謳っているところは貴重です。全席禁煙であることと、テレビが「ない」ということは、個人的にはかなりポイントが高い。これらについては今後も継続して欲しいところです。

 そのほかについては、概ね当たり前のことを述べられています。もっとも、幻橙館は元々60分1オーダー制であるはずなのですが、場合によっては延長可能な分の注文数があっても強制退店もあり得る、ということでしょうかね?

 自分が気になっているのは次の禁止事項のほう。

*禁止事項*
1.メイドへ触れる行為、出入り待ち、他ナンパ行為(連絡先を渡すなど)等。
2.メイドへの暴言、性的発言、嫌がらせ行為。
3.他のお客様との会話に割り込む行為。
4.店内を許可なく写真撮影、動画撮影、録音すること(食事、店内の撮影をされる場合は、メイドへ一声お掛けください)。
5.店内を立ち歩く行為。

 1番目はきわめて当然の話ですね。もっとも、過去に幻橙館で事前予告なしにメイドが突然「卒業」するケースがあり、その中の一つで、「ご主人様」とのトラブルが原因なのではという噂を耳にしたこともありますので、当たり前とはいえ、明文化する必要はあるでしょうね。

 2番目も当然といえば当然なのですが、「暴言」と「嫌がらせ行為」については、当事者間で認識の齟齬が出やすいところですので、ある程度の線引きは必要だとは思いました。もっとも、柔軟に対処できるようにするために、あえてこのような表現にとどめているのかもしれませんが…。これ、運用を間違えると店のイメージの悪化にもつながりかねないので、なるべくこんなことをジャッジする必要が無いように願いたいものです。

 それから、2番目の件でもう一点。他店のメイドの中には、あからさまに接客態度に難のある者もいます。そのような者に対する注意喚起は、「暴言」とは別に考えていただきたいと思います。そして、あまりに目に余るメイドを「ご主人様」が注意することのないよう、ホールに出すメイドへの教育は徹底して欲しいところです。本当に、店舗によっては、クビにならないほうがおかしいような人間を平気でホールに出すところもありますからね…。

 個人的に悩ましいのが3番目。他店で実際に私がメイドと会話しているときに割り込まれることがありました。大抵は、こちらとしても問題視するようなことではなく、むしろそれで会話が弾むケースすらありましたが、まれに、あからさまに人様の会話を遮る目的で割り込んでくる者もおり、不快感を禁じ得ませんでした。

 この禁止事項の3番目、小学生レヴェルの話だと思うのですが、メイド喫茶業界、こんなことを言わなければならないほどに質の悪い客が横行しているというのもまた事実です。くれぐれも、この項目に抵触して出入禁止になる者が現れないことを、願いたいものです。

 4番目。撮影や録音、録画の禁止は、多くのコンセプト系のカフェやバーで謳われています。大抵のところでは、写真撮影については「お食事やお飲み物はOK」あるいは「店員や他のお客様が映り込まなければOK」のような付帯事項がありますが、こちらの「メイドへ一声お掛けください」は、おそらく7月1日に追加された文言でしょう。もっとも、先日私がこれについて確認しようとしたところ、「テルミナ™さんなら大丈夫。初めてのお客様向けに書いたこと」という趣旨のお言葉をいただいていますので、過去に幻橙館を訪れていて撮影ルール等で特に注意されたことのない方であれば、新たに何か特段の注意を払わなければならないことはないのではと思われます。

 5番目。実は視力の悪い私にとっては地味に痛いルールです。イベント時などに、特別メニューが黒板に書かれることがあるのですが、私の視力ではそれを離席せずに見るのはかなりの難儀でして…。こちらについては、次回幻橙館に足を運ぶときにでも、メイドさんに確認を取ることにします。

 当たり前といえば当たり前のことが明文化されているわけですが、時々ルールの中に業界の闇も垣間見えるだけに、改めて、自分自身ももっとこの手のルールには神経質にならなければならないと思いました。特に私の場合、ただでさえ他の「ご主人様」と会話することを好まず、他者への注意を払いにくいので、なおさら…。

公式サイト
○幻橙館からのお願い○女中酒場幻橙館

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